種村せんせいの日記。。「古い闘病日誌−2」
2017年10月6日 / お知らせ, 種村せんせいの日記。。
こんばんは、種村ウィメンズクリニック院長の種村です
さてさて、
古い記憶を引っ張り出すのは結構パワーを要します
で、続きがアップできてませんでした
でもこのところ乳がん検診ご希望の方も増えてますし
何か情報発信しなきゃと気合い入れ直してます。
だいだい、こうして古い記憶をもう一度引っ張りだそうと思いついた理由の一つは、自分でもあの頃のことをつい忘れがちになって、自分の健康管理が甘くなりがちなこと。
そして、私の闘病生活を直接知ってるスタッフも減って
(定年やおめでた退職もありますし、スキルアップして転職した子もいますから、開業当時のメンバーはかなり少なくなりました)
うちのスタッフ達も、
乳がんとは?抗がん剤や放射線治療ってどんな感じ?
という現実をあまり知らないだろうな〜と気づいたのです。
私ですら忘れるくらいですからね、、、
(のど元過ぎれば、ってやつですね)
さて、
来月10月はピンクリボン月間であるとともに
私が告知を受けた月でもあります。
当時もたくさんの方から聞かれましたが
ちゃんと乳がん検診も超音波もしてたんですよ。
大学病院にも行ってましたから。
半年ごとの経過観察でしたが、
あっと言う間に大きくなって半年が待てずに
4ヶ月で再受診、ただちに生検。
その挙げ句、次の週に主治医から携帯に電話があって
「乳がんです、来週から抗がん剤しましょ。」
って経過でした
なんだかどこかの芸能人のお話のようですが、
本当にそんなケース、あるのです。
腋窩リンパ節転移もしてましたね
トリプルネガティブという特殊なタイプで
急激な進行はある程度しかたなかったと思いますが、、、
当時は本当に驚き、
開業したばかりで途方に暮れて、
来週から大学病院の外来で抗がん剤って、
いったいクリニックはどうするの〜〜〜
で闘病生活がスタートしました。
つづく。。。